マイホームはいつ買うのが得か?
住宅ローン 2021.08.07
「いつかはマイホームが欲しいね」
今暮らしているアパートに不便を感じた時に、こんな会話を交わすことがあるのではないでしょうか?
「マイホームを買うタイミングは、子供が小学生に上がるころまでに頭金を貯めて…。」なんて考えている方が多いではないでしょうか?
でもこれって、実は、損をしているかもしれませんよ…。
もし、今、住宅ローン審査を受けてマイホームを購入できる金額が借りれるなら、頭金を貯めていないで、すぐに行動を始めた方が得なこともあるのです。
例えば、
Aさんは、2500万円の家を今すぐ購入することにしました
固定金利1.24%、35年ローンで借りて、利子は約545万円。
対してBさんは、家賃5万円のアパートに3年間住んで300万円貯め、
その300万円を頭金にして2200万円で住宅ローンを組みました、利子は478万円。
AさんよりBさんの方が利子は67万円少なくなります。
ただしBさんはこの3年間で家賃を180万円も支払っています。
では、生涯住まいに掛けるお金という視点で両者を見た場合どうでしょうか?
Bさんは、67万円の利子を減らすために家賃を180万円払っていたということになり
頭金は貯めないですぐに家を買ったAさんの方は、113万円も生涯住まいに掛けるお金が少なく済んでいます…。
この例から、金銭面だけで考えると「いずれマイホームを購入する」のでしたら、頭金を貯めるより、早く購入した方が良いと言えます。
それに頭金を貯めている間にもし金利が0.2%でも上がってしまったら、2,200万円の住宅ローンで利子は555万円と跳ね上がり、何のために頭金を貯めていたのか分からなくなってしまう危険性があるのです。
まとめ
「いつかはマイホームが欲しい」という気持ちを「頭金が貯まるまで」とか、「利子の額を少しでも減らしたい」いう気持ちがブレーキをかけているとしたら、ちょっと視点を変えてみて、
「生涯、住まいに掛けるお金はいくらになるかのかな?」と考えてみてはいかがでしょうか?
生涯住まいに掛ける金額というものさしで計算してみると、「できるだけ早くマイホームは買った方が得じゃないか!」ということがあるという例をあげてみました。
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