狭いトイレスペースを少しでも広くするには
「便器に座る時や立ち上がる時に前の壁に頭があたる」
トイレスペースをもう少し広くできないか?とお悩みの方
トイレの壁を壊さないでスペースを少しでも広くする事例をご紹介します。
現在、便器に座る時や立ち上がる時に前の壁に頭があたるという方は
便器の先端から前の壁までの距離が少ないと思われます。
この距離は最低40㎝は欲しいところですがいかがでしょうか?
そんなお悩みは次の方法で問題が解決できるかもしれません。
1.コンパクトな便器に替えてみる
もし20年以上前のロータンク付き洋風便器を使用してい場合は、
タンクレス便器に替えてみてはいかがでしょうか。
便器先端から前の壁までの距離は10㎝ほど広くなり
以前と比べて快適になると思います。
具体的には、この距離が35㎝だった場合、タンクレス便器に替えることで45㎝になり
今まで便器から立ち上がる時に頭が前の壁にあたり立ち上がりにくかったのが、
普通に立ち上がることができるようになります。
事例
Before
After
タンクレス便器は、タンクが無い事でその分便器の前出寸法が少なくなり
便器先端から前の壁までが広くなります。
またスッキリしたデザインが視覚的にも、トイレスペースを広く感じられます。
タンクレス以外にもコンパクトな便器
TOTO便器と前出寸法
便器 | 前出寸法(㎜) |
ネオレスト(タンクレス) | 692 |
ピュアレストEX ピュアレストQR |
760 |
パブリックコンパクト便器 フラッシュタンク式 |
700 |
パブリックコンパクト便器 タンク式 |
723 |
もっとトイレスペースが狭い場合はこんな便器も。
便器を替える以外にも
2.建具を廊下側に出す
廊下側にスペースがある場合は建具枠を廊下側に組んでトイレスペースを広げることもできます。
トイレの壁を壊して広くするには、建物の間取り的に厳し場合があります。
そんな時は、限られたスペースでできるだけ広くする1つの方法として
コンパクトな便器に替えてみる
建具を廊下側に出してみることを
ご検討いただければ幸いです。