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耐震診断評点1.0? そもそも耐震補強ってなに?

耐震診断を受けると「あなたの家は評点0.5です」とか言われます

 

専門的にお話しすると

耐震診断とは?

住宅の耐震性能の判定は、建築基準法で想定している「極めて稀に発生する地震で倒壊しない」ことを耐震診断法を用いて判定します

 

耐震性能とは?

上部構造評点基礎地盤の危険性で判定

 

耐震補強とは?

上部構造評点を上げること

 

上部構造評点とは(1.0以上:一応倒壊しない)

 上部構造評点建物が保有する耐力必要耐力

建物が保有する耐力:筋交い構造用合板などの建物が持っている耐力要素の合計

必要耐力:大地震に抵抗するために必要な耐力のこと。建物に作用する地震力を意味する

 

ですが、自分は分かりにくいと思うので

こんな風にイメージをしてみました。

 

よかったら一緒にイメージしてみてください

 

年に数回、あなたは、高齢の父と一緒にバスで病院まで行きます。

バスでは、なかなか座ることができずいつも立っています。

高齢の父は、肥満で、手の力が弱く、吊り輪を握っても一人では自分の身体を支えることができません。

そのため、あなたは片方の腕で父の腕を抱えて、もう片方の腕で吊り輪を握り、父が転倒しないように支えて病院まで付き添っているのです。

バスは少々揺れますがなんとか父を支えきれています。

 

ある日、見慣れない運転手が運転席に。

「出発します。」    ガコン…。 バスは大きく揺れ、以前の運転手よりあきらかに急発進です。

あなたは父を支えきれず、父は腕を離れて後部座席に飛ばされました。

「あっ危ない!」

幸いなことに、隣で乗車していた男性に父は支えられ、転倒しないで済みましたが

あなたは、このことで、大変な恐怖を感じました。

今までのようにはあなた1人では父を支えきれないことが判明したのです。

今度乗車する時もあの運転手だったらどうしよう?

このままでは、いつ父が転倒してもおかしくない。

 

さあ、あなたならどうしますか?

どうやって父を支えますか?

 

 

1.あなた1人では支えきれないので、妹にも手伝って支えてもらう

 

2.あなた1人でも支えれるように鍛える

 

3.肥満の父に減量してもらう

 

….

 

 

例え話が長くなってしまいましたが

この出来事を耐震改修の話に戻したいと思います。

 

父が「家」で 

あなたは筋交いなどの「耐力壁」です。 (父が揺れた時に倒れないように支えるので)

急発進による大きな揺れは、「稀に発生する地震」です。

大きな揺れが来た時に支えることができなかったため「耐震診断の評点は0.5」くらいかもしれません。

 

次にあなたはどうやって父を支えますか?

それでは、「父には減量してもらい」、「妹にも手伝って支えてもらう」ことにしました。

これは、「家(屋根)を軽くして」、「耐力壁を増やす」ので「耐震改修」になります。 

 

これで、バスが急発進した時、父をなんとか支えることができました。

これが「評点1.0以上」です。

 

 

最後に

「耐震補強」とはこの評点を上げることですが、評点1.0あれば大丈夫かというと残念ながらそうではありません。

 

バスの例で父をなんとか支えることができましたと表現しましたが、

ひょっとすると、この時、あなたや妹さんは脱臼してしまうかもしれません。

その状態でまたバスが急発進してしまえば、父を支えることはできないでしょう

 

熊本地震のように繰り返し大きな揺れが起きてしまうと残念ながら建物は倒壊する可能性があります。

繰り返しの地震で倒壊する可能性があるのであれば「耐震補強」の意味はあるのかと思えますが

意味はあります。

最初の大きな揺れの後、逃げることができ「大切な人の命」は守ることができます。

 

 

 

この例え、

「逆に分かりにくい」とか、「その例えなにか違う」や

「そこまで説明しなくても分かるわ」と、思われる方もみえるかもしれません。

 

拙い文章で申し訳ありません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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